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Date: 2011年09月28日

かみす舞っちゃげ祭り感想文 ふなやん

かみす舞っちゃげ祭り感想文 ふなやん


皆さんこんにちは。
舞長のふなやんです。
実は今回の神栖舞っちゃげ祭りには、斬桐舞としては参加していませんでした。
舞長がでっかい祭り休んでていいのかよ…って批判は甘んじて受けさせて頂きます。
バシバシぶつけてください。


ではいったい何をしていたのかと言いますと、神栖舞っちゃげ祭りの運営者として参加していたのです。
実は開催数ヶ月前から神栖に足を運んで会議に出たり、当日はメインステージの統括ならびに、よさこいのお兄さんモリモリの補佐なんかをしていました。


かみす舞っちゃげ祭り感想文 ふなやん

かみす舞っちゃげ祭り感想文 ふなやん

こんな感じでね。


スケジュール通りの進行が出来るように動いたり、MCに指示を出したり、チームさんとのコミュニケーションを取ったり、音響さんへの指示をしたりと大忙しでした。



冒頭でもお話しましたが、斬桐舞の舞長でありながら演舞に出ないという決断が正しいのかという問いには、自信をもって正しかったとは答えられないです。
出るのが当たり前だって思う人も相当数いると思います。

でも自分が斬桐舞から離れて運営を選んだのには、自分なりの理由があります。



斬桐舞を外から、客観的に、周りの団体と同列に、ひとつの団体としてゼロベースで見たかったんです。
(いや、「俺は祭りを運営したいんだ!」って単純な意志もないことはないんですけどね)



これまで2年間斬桐舞の舞員としてやってきて、自分なりの斬桐舞の姿や理想を描いて、それを胸に活動してきたわけです。
そしてこの一年間、舞長としてやってきて色々と思うことはありました。


でもそれって内部の人間として思うものであって、周りからの見え方とはきっと違うんですよ。
自分たちがいくら素晴らしい理想を掲げてやっていても、受け手がどう見るかはわからないわけで、自分はそこのギャップを埋めたかったんです。


代替わりを前にそれをみんなに伝えたいなって。
そしてギャップを埋められるような意識を持って未来へ進んで行って欲しいなって思って決めました。



早速なんですけど、全チームを見て、そして斬桐舞を見て、感じたことは、他の踊り子、お客さん、運営スタッフ、みんな含めて会場全体を盛り上げる力がすげえなってことです。




北海道から来ていた全国的に有名なチームさんのように「上手い」演舞では確かに会場は沸きます。

ちびっこチームの「かわいらしい」演舞は会場にたくさんの笑顔を作ります。

障がいを持った方や、始めたばかりの人や外国人がいるような「ユニバーサル(?)」なチームの演舞では、観客からたくさんの応援の声が起こります。





斬桐舞がどれにあてはまるかを考えてほしいわけではなくて、斬桐舞はそれだけで"斬桐舞"っていうカテゴリを作っている気がするんですよね。
祭りを盛り上げるチームといえば斬桐舞、みたいなね。




上手く言葉で言えないから、色々例をあげてみますけど、(客ではない)ステージ周りのスタッフに視線向けたり、盛り上げるために煽ったりするチームは斬桐舞だけだったし、ステージ上で円陣組んでお客さんにそれを見せたのは斬桐舞だけだったし、総踊りで積極的に前に出てきて色んな人達をつないじゃうのは斬桐舞だったし、すっごい上手なわけではないのに、観客席が沸くのも斬桐舞だけだった。


出てくるだけで「待ってたぞー!」なんて言われるのは夢想漣えさしさんとか、新琴似天舞龍神さんだけだと思いきや、斬桐舞も実はたくさん声があがっているんですよ。


それって本当にすごいことだなって感じたし、お客さんみんなからの期待も感じたし、スタッフから盛り上げてくれよーっていう思いも感じた。


でも斬桐舞の演舞を見て、声を聞いて、笑顔をみて、なによりも先に感じたのは、言葉に出来ない感動でした。








鳥肌立ちました。
うるっときました。







きっと自分のチームだし、これまでの経験全てをわかった上で見ているから、他のチームと同じように見られていないことはわかっています。


でも、他のチームと同じひとつのチームとして、客観的に見ようと意識していたのは事実で、それでこれだけの気持ちを湧かせてくれた斬桐舞は本当にすごい。


みんな自信を持っていい!!!







だから、上手な演舞をすることも、ユニバーサルな舞員構成で踊ることも、どれもこれも大切なことなんだけど、なにか一つに傾けてしまわないで欲しい。


それは他のチームでも出来ることなんだよね。
斬桐舞だからこそ出来ることを考えてほしい。


人を感動させる要素は上手さだけじゃないし、祭りを盛り上げる要素は煽ることだけじゃない。

垣根を壊すのは「ユニバーサルな」舞員構成だけじゃない。

既存の価値概念を突き破って、斬桐舞という価値を創り、育てていってほしい。







かみす舞っちゃげ祭り感想文 ふなやん





もうすぐ代はかわります。
3代目舞長のぴっこのもとで、新しい幹舞が出来て、舞局が出来て、気持ちも入れ替わることでしょう。


俺なんかより、もっともっと、力を持った人が沢山います。
だから斬桐舞はこれからも、もっともっと成長していくと思います。
舞長や幹部だけが頑張ればいいんじゃなくて、みんなが斬桐舞を創るってことを意識してほしい。


出来上がったものに所属しているという気持ちは今すぐ捨てて下さい。
それぞれが斬桐舞を創る一員。



みんなの思いが斬桐舞を創っていくのであって、これが完成なんてものない!
満足したら成長は止まる。
それが「現状維持は退化」という言葉だと思うし、自分の言ってる「進化から深化へ」という言葉には、進化から学び取って更に深めていけるように"全員が"考え、行動しようという想いを込めています。



胸張って「私、斬桐舞舞員なんです」って言えるチームにしようよ!
神栖みたいな大きな祭りからも、毎週行くような地域のお祭りからも、小学校や中学校からも、どんなところからも呼ばれちゃう、めちゃめちゃ愛される団体にしようよ!






今だってそうだけど、もっと、もっと。







俺は、こんな素晴らしい団体の代表をさせてもらえていることを、心から誇らしく思いました。



何度も何度も、動画をみながら、参加できなかったことに少し嫉妬です。






かみす舞っちゃげ祭り感想文 ふなやん






全ての斬桐舞舞員と、斬桐舞を支えてくれる大勢の方々への感謝を胸に。





斬桐舞二代目舞長 船山 裕貴 (ふなやん)

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Posted by マイちゃん at 02:41│2011 かみす舞っちゃげ祭り感想文

この記事へのコメント

ふなやん、
お疲れ様。ふなやんの感想文を読んで感動しています。
またいろいろと語りたく思いました(笑)

ありがとう!
Posted by ウィニー at 2011年09月28日 11:10
>ウィニー
読んでくれてありがとう!
読み返すと、日本語ぐちゃぐちゃで酷かった(笑)
お恥ずかしい。

斬桐舞については是非また沢山語りましょう!
Posted by ふなやん at 2011年09月29日 15:35