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Posted by つくばちゃんねるブログ at

Date: 2016年07月27日

札幌・光が丘(感想文)くまさん


 こんにちは。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
 今学期の実験レポートもようやく終わり、一息ついたくまです。
 札幌と光が丘は、旗士と彦星と、新しいことへの挑戦をして新鮮な感覚を体感してきました。なかなかずれ込んでしまいましたが、ぜひ2つの祭りの感想をまとめたいと思っていたので書かせていただきます。けっこうな長文なのですが、読んでいただけると幸いです。

 最初は札幌の感想です。

 札幌では旗を振らせていただきました。旗士はこれで3回目で、喝彩の旗士をしたのは2回目です。最初の八重桜まつりで旗の感覚を身につけ、いばよさで一曲の長さと旗を振るペースを知って、札幌では体力と改善を目指していたという感じでした。だんだん演舞中の旗士としてのビジョンが身についてきた頃で練習も楽しく励むことができたと思っています。

 本番では、札幌の2日間無事に旗を振り通すことができました。演舞中は天候も良く、(一番最後を除き)強風に煽られることもなくやり遂げることができたと思います。最後は強風に煽られて大変でしたが、その中でもうまく旗を回すように振る方法で風を利用することができる(ように勝手に思う)ことを学びました。おもしろかったです。

 最初の演舞は特に印象に残っています。最初のサッポロファクトリーは札幌で初めての旗の披露で緊張していました。でも旗士の位置から見えるすぐ前で一体となった演舞の迫力、熱い掛け声と熱い口上は凄まじかったので、すぐにテンション全開で旗を振ることができました。誰がもらっても不思議じゃないなか、個人賞をいただいたのは自分でも驚きましたが、非常に光栄でした。

 札幌は移動がなかなか大変な祭りで、電車移動があるので旗を伸ばしたままでは移動できませんでした。なので、旗の移動をみんなが手伝ってくれたのは本当にありがたかったです。率先した行動には何度助けられたことか、ありがとうございました。

 札幌の旗はいい経験になりました。見返して思ったように振れない部分があるときと自分らしい表現ができるときとがあって、まだまだ確立されない自分の旗のスタイル。これからも機会があれば旗の経験を増やしたいと思っています。

 続けて光が丘の感想です。

 光が丘は喝彩の特殊パート「彦星」を踊らせていただきました。札幌の西八の演舞動画の彦星のパート、魅せられていていいなあと思っていたら、なんか居ても立ってもいられなくなって伝助に登録していました。ほとんど直感で丸をつけたものの、新しい挑戦をしてみたいと思って直感を信じることにしました。

 なにか一つ気がかりなことがあると、それに引き寄せられて手がつけられなくなる性格のようで、今回はテストとの兼ね合いで自分がすべきことがぼけてしまったように思います。テスト期間中、あるきっかけで彦星パートの責任を負うのが苦しくなってパートをやめる相談をしたことがありました。テストが終わったら練習に打ち込めるという自信も失って追い込まれていました。そんななか、祭り担当のこまちとの相談で、自分が彦星を踊ることに対する周りの人の気持ちを聞くきっかけが得られました。そして、抱え込んでしまった自分の消極的な気持ちのなかで、だんだん自分の踊りへの意志を回復し、7月はじめからは限られた時間を有効に使って踊りを磨くことに使うことができました。
 今回の祭りではこんな経験をしました。この気持ちの回復が無ければテスト後の練習への意気込みは実際とは違ったものになっていたはずです。自分を見直す、これらのきっかけを作って寄り添った厳しくも優しい2年の侍たちには本当に感謝するとともに、こんな侍たちのような対応力を持ちたいと感じた経験でした。また、自分の「彦星」を確立する上で、他の彦星経験者の踊りは、いつも参考になっていました。観て感じて踊って表現する実践に近づいた踊りになっていたように感じられました。
 持つべきものは彩幸の友達です。ああ、泣きそう。

 「彦星」パートはそれほど長い振りではないものの、踊ってみて感じる難しさはたくさんありました。「彦星」パートで想像する彦星の気持ちはもちろん、人を魅せる「かっこいい」ってなんだろうって思いながらそれを追求し続けていました。かっこいいを作っていくのは、やっぱり難しい。作るには、もっと長い時間をかける必要もあるかっこよさの部分も感じました。でもその部分は時間をかけて身につけるだけの価値はあると自分は思っています。かっこいい踊りの価値を感じ取った最初の瞬間、大学でよさこいに出会った最初の瞬間から信じていることです。時間はかかるかもしれないけど、ぜひ見に付けたいと思って信じたものの原点でした。こうして自分はよさこいをやっているのかな、って思っています。それに関しては彦星パートにとらわれることなく、様々な踊りや踊り以外に関しても言えることかもしれません。

 そして本番、メタリックな布地の眩しい水色の衣装を着て、自分がいま持てる感情と経験を表現できるように踊りきることが半分、練習の通りの隊列変形で動くことが半分、この両立が求められていました。本当に難しいことだったと思います。ステージもパレードも、時間と位置を決められたことをみんなで揃えることが難しいってことを、何度も経験していてやっぱり今回も難しい。でも、そうして難しい両立に挑み続けることができたのが価値につながっていたと思います。難しいことはわかっている、でもそれが価値を生み出す(だから難しいことにはできるだけ挑戦する、うまくいくことだけが価値を持つわけではない。)。これも色々なことに言えることだと思います。

 感想文のつもりだったんですが、色々書きすぎました。予定した以上に書き加えた部分もあると思います。2つのお祭り楽しかったーって書くつもりが・・・。本当に楽しかったのは事実ですが、挑戦を含んだ演舞だったので、伝えたいこともあり、結局随筆っぽくなりました。これが自分らしい文章の気がしますね。
 これを読んだ誰かが、「こんなの感想文じゃねえ。(苦笑)」とか「そうだね、挑戦って大事だ。友達って大事だ。」とか、あわよくば「よさこいに挑戦したい。」と思っていただけることを願っています。